短期的なドル円の見通しをお届け。
米追加利上げ観測期待が広がる中、昨日はPCEデフレータの発表がありました。結果は前回と同等、もしくは予想以上の結果になった事を受け、一段の追加利上げ観測が期待されています。ただ市場は、米雇用統計と米CPIの結果に注目している為、相場は、PCEデフレータの結果には無反応です。
ほび太としては、短期的にエリオット波動5波の最後の上昇に入っている予想ですが、勢いが鈍い事から、注目を集める米経済指標次第では上昇が終わりそうな感じで見ています。
さて、短期的な見通しとしては、やはり米雇用統計に注目が集まると思うので、そちらに注目。それと、日銀による為替介入に警戒です。
それでは、短期的なドル円相場の見通しを、テクニカル分析を中心に、ほび太がお伝えしていきます。
はじめに
このブログは、4時間と1時間足を使ったテクニカル分析を中心にお伝えする短期トレードブログです。
ドル円 ファンダメンタルズ分析
ドル円のファンダメンタルズ分析を、少しだけ解説します。
PCEデフレータの結果を受け
昨日発表されたPCEデフレータの結果は、一段の追加利上げ観測を高める結果となりました。
(前回) (予想) (結果)
PCEデフレータ(前年比) 3.0 3.3 3.3
(コア前年比) 4.1 4.2 4.2
この結果を受け、市場が予想する米ターミナルレートの予想が、11月のFOMCでは追加利上げの確率が5割まで上昇。12月のFOMCでも、追加利上げの確率が5割まで上昇する形となりました。ただ相場は無反応ですね。やはり米雇用統計に注目しているのでしょう。
日銀による為替介入に警戒
昨日、為替について、日本政府鈴木財務省の発言がありました。
為替は、市場の動向によって決められていて、ファンダメンタルをベースに相場が動いていく、ただ、急激な相場変化は望ましくない。との発言でした。
146円台で市場が警戒を強めているので、おそらく、それより先は、為替介入に入られる可能性があるのでしょう。引き続き、警戒です。
ドル円 テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説します。
ドル円 4時間足
現在4時間足は、エリオット波動5波のアップトレンドを予想。チャネルラインから外れない限り、上昇が継続する見方でいますが、146円のレジスタンスラインで、上値を抑えられてしまっている為、ここから落下する可能性があります。警戒して下さい。
ドル円 1時間足
現在1時間足は、エリオット波動5波のアップトレンドから外れて、レンジ相場に入っています。日銀による為替介入の警戒からか、やはり146円台からの上値が思い展開となっています。ここから落下するかは、米経済指標次第となるかも知れませんね。
では、ありがとうございました。