短期的なユーロ円相場の見通しをお届け。
依然インフレ率の高いユーロ経済ですが、昨日、注目を集めるユーロHCPIとユーロ雇用統計の発表がありました。2つとも予想以上の結果になった事を受け、9月14日に開催されるECB理事会では、一段の利上げ観測が期待されるのではないでしょうか?
ほび太は、ユーロ買いになってもおかしくない状況の中、160円のレジスタンスラインを上限に、調整落下になる予想をします。ただ仮に落下した場合、押し目狙いとなる可能性があるので気をつけて下さい。
それでは、短期的なユーロ円相場の見通しを、テクニカル分析を中心にほび太がお届けします。
はじめに
このブログは、4時間と1時間足を使ったテクニカル分析を中心にお伝えする短期トレードブログです。
ユーロ円 ファンダメンタルズ分析
少しだけ、解説していきます。
ユーロHCPIの結果を受けて
昨日、発表されたユーロHCPIの結果を受け、9月14日に開催されるECB理事会では、追加利上げの可能性が一段と高まりました。
(前回) (予想) (結果)
ユーロHCPI(前年比) 5.3 5.0 5.3
また、この結果を受け、ホルツマン・オーストリア中銀総裁は、次のように発言をしました。
- 9月14日に向け、意向は固まっていないが、少しづつ利上げに傾いている。
- まだ、金利は最高水準に達していない。
- まだ、1・2回利上げの必要性がある。
米雇用統計がポイントに
本日発表となる米雇用統計に注目。9月は据え置きが濃厚のFOMCですが、11月・12月のFOMCでは、利上げ観測期待が広がっています。その利上げデータとなる米雇用統計は、どんな結果になるのかに注目。
ユーロ円 テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説します。
ユーロ円 4時間足
現在4時間足は、160円のレジスタンスラインを堺に、エリオット波動5波のチャネルラインから外れ、ここから調整落下に入る予想をしていきます。仮に落下した場合は、152円まで落下する予想でいます。
ユーロ円 1時間足
現在1時間足は、エリオット波動5波のアップトレンドから外れて、157円〜160円のレンジ相場を予想します。将来的には、このレンジを下回り、落下する予想でいます。
では、ありがとうございました。