ユーロ円の短期的見通しをお届け。
今週から、ユーロ円の見通しも掲載していきますので、よろしくお願い致します。
さて、今週発表となるECB理事会ですが、現状のユーロ消費者物価指数(HCPI)は9.2%と高水準。去年の今頃は5%の消費者物価指数が、プラス4.2%も上昇している事を考えると、この先利上げもしていくでしょう。また、ユーロ失業率も、去年と比べ0.5も減少していますよね。大分好景気と見ています。 ECB理事会では、この好景気な状況で、どんな発言をするかに注目が集まります。
それでは、今後利上げ継続が予想されるユーロ円相場を、テクニカル分析を中心に短期的な見通しで、ほび太が解説していきます。
もくじ
はじめに
月収なんとか20万をキープしている6年目の凡人トレーダーほび太がお届けする、4時間足と1時間足を使った短期トレード予想ブログ。
単純に、ポイントだけを押さえたテクニカル分析を公表しているので、シンプルに分かりやすい情報ブログになっています。
毎日更新しているので覗いてみて下さいね。
ユーロ円 ファンダメンタルズ分析
ECB理事会
まずは、今週発表となるECB理事会に注目が集まります。先程も言ったように、ユーロ消費者物価指数が去年と比べ、プラス4.2%も上昇しています。また失業率も、去年と比べ0.5%も減少しています。かなりの好景気と見ています。
この状況に、レーン専務理事やラガルド総裁などは、高インフレで利上げが必要と、12月に発言されています。また、少なくとも次回の理事会でも、利上げが継続される予想でいますが、そこは、ラガルド総裁の声明に注目していきましょう。
FOMC
2/1に発表となる米政策金利にも注目が集まります。
現在の米政策金利4.5%に対し、市場は、2月に0.25%の利上げと3月にも0.25%の利上げを予想されています。
FRBも今週のFOMCで0.25%の利上げが濃厚となる中、注目を集めているのが、3月の利上げ状況です。市場は0.25%の利上げを予想していますが、一部報道では、3月は現状維持の可能性があるとの事です。もしも、3月の政策金利が現状維持となった場合は円買いとなり、予想通り0.25%の利上げが濃厚となった場合は、一旦ドル買いになる見通しです。
ただ今週のFOMCでは、3月の利上げについてはふれない可能性があります。それでも、一旦はドル買いとなり、ユーロ円は上昇するでしょう。
まぁ、パウエル議長の発言に注目していきましょう。
経済指標
直近で注目する経済指標は以下の通りです。
(前回) (予想)
1/31
(前期比) 0.3% 0.1%
- ユーロGDP速報値
(前年比) 2.3% 1.8%
2/1
(失業率) 6.5% 6.4%
- ユーロ消費者物価指数 9.2% 9.0%
- ユーロ雇用統計
- 米ADP雇用者数 23.5 17.1
- 米PMI 46.8 46.8
2/2
2/3
- 米ISM 48.4 48.1
- FOMC 4.5% 4.75%
- ECB理事会 2.5% 3.0%
(雇用者数) 22.3 18.7
- 米雇用統計
(失業率) 3.5% 3.6%
ユーロ円 テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説します。
ユーロ円 4時間足
現在4時間足は、エリオット波動B波〜C波のアップトレンドを予想しています。
143円のレジスタンスラインを上抜ければ、C波の上昇になりそうです。2波の押しが強過ぎて、ここからのロングエントリーは、少し厳しそうですね。という事で、1時間足で見ていきましょう。
ユーロ円 1時間足
現在1時間足は、エリオット波動2波のレンジ相場を予想しています。当然、将来的にはレンジ相場を上抜ける予想でいます。
とりあえずは、ECB理事会でのタカ派発言に期待ですね。
では、ありがとうございました。