短期的なカナダドル円相場の見通しをお届け。
昨夜カナダ政策金利の発表があり、ハト派よりの内容を公表した事から、カナダドル円が落下しています。最大の要因は、カナダ政策金利によるものではありませんが、カナダ中央銀行がハト派姿勢になった事から、FRBもハト派姿勢に傾くのではないかと市場が予想しているの為、現在カナダドル円が落下。
さて、これからの短期的な見通しとしては、カナダ実質GDP11月と、今日発表となる第四半期米GDP速報値に注目が集まります。
それでは、短期的なカナダドル円相場の見通しを、テクニカル分析を中心に、ほび太が解説していきます。
もくじ
はじめに
月収なんとか20万をキープしている6年目の凡人トレーダーほび太がお届けする、4時間足と1時間足を使った短期トレード予想ブログ。
単純に、ポイントだけを押さえたテクニカル分析を公表しているので、シンプルに分かりやすい情報ブログになっています。
毎日更新しているので覗いてみて下さいね。
カナダドル円 ファンダメンタルズ分析
簡単に、ファンダメンタルズ分析を解説。
カナダ政策金利
昨夜発表されたカナダ政策金利の内容は以下の通り。
しばらくは、現状の政策金利4.5%で様子見するとの判断。ただ、市場では今年10月にも利下げをするのではないかとの予想がでています。
しかし、経済指標次第とも言えるので、引き続き経済指標で今後の金利の行方を追っていきましょう。
FOMC
現在米政策金利で、最も有力な情報では0.25%の利上げを最後に現状維持をする事。
それでも、まだ0.25%以上利上げを支持しているFRBメンバーが多数存在している事により、短期的なカナダドル円は揉み合う展開に。円買いなのか、それとも円売りなのか、その行方は、1月31日のFOMCで明らかになるかも知れません。
現在市場では、カナダ政策金利の据え置きを示唆した事により、上記の内容よりもハト派に転じる予想が出ています。その事から、短期的に見れば、ドル売りが見込まれるかも知れません。
経済指標
短期的に注目する指標は以下の通り。
(前回) (予想) (結果)
26日
- 米GDP(速報値) 3.2 2.7
31日
- カナダ実質GDP 0.1
以上の指標に注目していきましょう。
カナダドル円 テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説します。
カナダドル円 4時間足
現在4時間足は、エリオット波動4波もしくは5波のダウントレンドを予想しています。今後は現状のチャネルラインを抜け、更に落下する予想でいますが、大きく抜けずに、少しはみ出す感じで落下するパターンだと思うので、積極的なショートエントリーは、控えた方が良いかもです。
カナダドル円 1時間足
現在1時間足は、波動がなく、方向性がない状態ですね。レンジ内で上下を繰り返していますが、どちらかと言えば、下方向にかかる圧力が大きいと見ているので、ショート優勢で見ていきます。
サポートラインを引いていますが、この部分に少しだけ注意してトレードしていきましょう。
では、ありがとうございました。