来週の豪政策金利の発表を控える豪ドルドル相場ですが、先日の豪消費者物価指数では、予想を上回った事により、再び利上げが加速する可能性が浮上しています。まだ、政策金利についての報道はないものの、少しタカ派よりに見ていきたいと思います。
一方米ドルは、PMIの予想以下の結果に対して、金利の引き上げにピークを感じているようで、利益確定売りが出ています。
それでは、短期的な豪ドルドル相場の見通しを解説していきます。
もくじ
はじめに
月収なんとか20万をキープしている6年目の凡人トレーダーほび太がお届けする、4時間足と1時間足を使った短期トレード予想ブログ。
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豪ドルドル 短期的な見通し
(ファンダメンタルズ分析)
- 豪消費者物価指数の影響で豪ドル買いに
- 米PMIの影響で米ドル売りへ
- 経済指標
(テクニカル分析)
豪ドルドル ファンダメンタルズ分析
簡単に解説します。
豪消費者物価指数
(前回) 1.8% (予想) 1.6% (結果)1.8%
豪消費者物価指数が予想以上の結果となり、再び利上げを加速させる動きが出てきています。
その影響もあるのか、来月1日の豪政策金利では、25bpが引き上げられ2.85%になると市場が予想。
また12月には50bp引き上げる予想。更には、来年7月には、4.2%前後の金利をピークとみている市場もいます。
という事で、11月1日の豪政策金利に注目しましょう。
経済指標
今週後半の注目する経済指標は以下の通り
(予想) (結果)
- 豪輸入物価指数 0.8% 3.0%
(前回) (予想)
- 10/27 米GDP -0.6% 2.3%
- 10/28豪生産物価指数 1.4%
米金利利上げ鈍化
(前回) (予想) (結果)
- 米PMI 52% 51.1% 49.9
この結果に市場では、米金利利上げの効果が出てきたので、この辺で利上げを鈍化するのではないかと期待が広がっているみたいです。
この事から、少しづつ利益確定売りが出ており、豪ドルドルでは、上昇傾向にあります。
豪ドルドル テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説します。
豪ドルドル 4時間足
現在4時間足は、エリオット波動C波のアップトレンドを予想。アップトレンドラインを抜けるまでは上昇。もしくはチャネルラインの0.64を下回らない限りは上昇目線です。
今後の動きとしては、一度0.64まで落下して、サポートされてから、もう1段階の上昇を試されると思います。上昇が鈍い場合は、チャネルライン内でのレンジ相場になると見ています。
豪ドルドル 1時間足
現在1時間足は、エリオット波動C波が終了し、ここから0.64付近まで下がるエリオット波動4波のダウントレンドに入ると予想。とりあえずは、0.64あたりで落下が落ち着く予想でいます。
その後は、チャネルラインに沿った上昇になるかなぁという予想です。
まとめ
今は上昇していますが、来週の経済指標次第で再び流れが変わる重要な指標ばかりにあるので、今はあまり無理をしない方が良いかもしれません。それでもエントリーしたい場合は、すぐ損切れる0.64付近でのロングエントリーをおすすめします。
では、ありがとうございました。