RBA理事会によるタカ派姿勢、日銀によるハト派姿勢により、再び豪ドル買い円売りとなった今週の豪ドル円相場。
一時はFRBによるタカ派姿勢から米ドル買いが集中し、豪ドルが売られる場面もありましたが、再び豪ドル円が上昇する事になりましたね。
さて、このまま勢いにより上昇を続けるのか、あるいは、再び失速し調整落下となるのか、ほび太が1時間足をメインにしたテクニカル分析を中心にお伝えしていきます。
もくじ
はじめに
この記事では、1時間足・たまに4時間足を使った短期トレード予想をお伝えしていくFXブログです。
毎月10万以上を稼いでいる6年目の平凡トレーダーほび太が、難しい用語を使わずにお伝えしていくので、どうぞよろしくお願いします。
しばらくブログ活動を中止していましたが、ここから本格的に書いていきますので、是非参考にしていただければ幸いです。
豪ドル円 短期的な見通し
(ファンダメンタルズ分析)
- RBA理事会
- FRB
- 日銀の動き
(テクニカル分析)
以上の内容で、簡単に解説していきます。
豪ドル円 ファンダメンタルズ分析
RBA理事会
6月8日に開催されたRBA理事会の内容は以下の通り。
- 0.1%から0.35%の0.25%利上げに。
- インフレは大きく上昇。以前よりも高くなっている。
- インフレ率は更に上昇を予想
- 家計・企業のバランスシートも良好で雇用も堅調。
- 今後の利上げは今後のデータと物価、労働市場次第。
利上げの発表で豪ドル買いの展開に。
FRB
ウォーラー理事がインフレが著しく低下するまで毎会合で50bp利上げを実施する必要がある。
また、ブレナードFRB議長は、9月の利上げ休止は非常に想定しにくい。
先月パウエル議長が0.75%の利上げについて触れなかった事から、失望から最大0.5%までの利上げと市場は下予想をしていましたが、ウォーラー理事の発言により一変。その後ドル買いの反応に。
日銀の動き
円安を加速する中、日銀の動きとしては現状維持の超緩和政策を継続を強調。
度々、黒田総裁が国会に立つ中、現状維持を突き通すのか?それとも利上げもしくは超緩和政策を縮小するのか?に注目が集まります。
4月にインヘレ率が2.5%と上昇していますが、黒田総裁は2%のインフレ率の維持が必要と発言。つまり、6月中旬に発表される消費者物価指数で2%を維持された場合は、緩和政策の縮小が少しづつ現実的になりそうな感じがしています。
黒田総裁のハト派姿勢により円売りの展開に。
豪ドル円 テクニカル分析
ここからはテクニカル分析で解説します。
豪ドル円 1時間足
トレンドラインに沿って上昇する限りエリオット波動3波が継続。
トレンドラインから出てしまっても、エリオット波動4波となる為、まだエントリーしていない人は、4波のサポートラインを見極め、エリオット波動5波を狙うようにしましょう。
まとめ
今週は、豪ドル円に影響を与える指標は無いと思います。引き続き、日銀の黒田総裁の発言とFRBの発言に注目していきましょう。
現在、円安豪ドル買いの流れになっていて、豪ドルドルでは、米ドル買い豪ドル売りになっていますが、総合的に円売りが強いので、豪ドル円は上昇し、豪ドルドルでは動きの鈍い展開になっていると思っています。
では、ありがとうございました。