今週のNZドル円は、RBNZ(ニュージーランド)政策金利に注目が集まります。早期利上げ期待・早期テーパリング期待が噂されているNZドルですが、米ドル買い圧力がある中、どこまで上昇するのかに注目したいと思います。
その事から、短期的には上昇、日足レベルでは落下予想をしています。
その理由について、4時間足と1時間足を使ったテクニカル分析を中心に解説していきます。
もくじ
はじめに
このブログは、5年目のトレーダーが勝ち始めて2年しか経っていませんが、それでも年間500pipsを維持している為、ある程度、信頼性のある記事だと思っています。 かなり初心者向けに書いている短期的なトレード情報ブログを是非参考にしていただければと思っています。
NZドル円 短期的な見通し
(短期的な方向)
(短期的なテーマ)
- RBNZ政策金利に注目
- パウエル議長の議会証言に注目
- 経済指標に注目
RBNZ政策金利に注目
今週早々に注目を集めるのが、ニュージーランド政策金利(RBNZ)です。
というのも、1ヶ月ぐらい前から各大手金融機関が、ニュージーランドの今後のテーパリングと利上げに対し、ポジティブな予想を公表したので、かなり注目が集まりNZドルが買われやすいかなぁという見方でいます。
その予想は以下の通り。
- 2022年2月の利上げ予想より早く、利上げすると予想。
- 理由は、失業率の低下と雇用の増加が主な理由。
- また、消費者物価指数の上昇で、インフレ警戒。
また、今年中にも利上げを開始を予想する金融機関もいます。
ただし月曜日に入ってから、利上げ時期が早すぎる声も出ている為、若干怪しい雰囲気も出ているので注意も必要です。
パウエル議長の議会証言
15日にパウエル議長が議会証言で、今後の政策内容を公表する予定でいます。
FOMCで、(テーパリング議論を強化していく)など、今年中のテーパリング実行を示唆する発言が出てきた一方、一部では、中銀の政策転換はこれまで以上に困難となり、資産市場に大きな影響を与えるとの声もでてきている。
もし、このような発言をパウエル議長がした場合、リスク回避の米ドル売りになります。ただ、先週のFOMC議事録の発言を180c°変える発言をするとは思えないので、やはりポジション取りは、パウエル議長の政策内容の公表後にした方が良いかもしれません。
NZドル円 テクニカル分析
ここからは、4時間足と1時間足を使ったテクニカル分析で解説していきます。
NZドル円 4時間足
現在4時間足はエリオット波動2波と予想。現状は多少揉み合っている感じに見えますが、76.5以下を下回る事なく上昇する予想でいます。
NZドル円 1時間足
現在1時間足は、4時間足と同様にエリオット波動2波を予想します。
トレンドラインを引いていませんが、形的に77円のレジスタンスラインを軸とした三角持ち合いをイメージしていて、将来的には77円を一気に抜く展開を予想しています。
まとめ
ファンダメンタルズ的にリスクオフなのかオンなのか?判断しにくい報道が出てきます。
それぐらい、メディアも市場も混乱状態であり、チャート上も、日足では若干米ドル買い優勢の方向になっていますが、いつ短期で米ドル売りになるか分からない状態が続いていきます。
その為、今まで以上のリスク管理が大事になってきますね。
では、ありがとうございました。