2021年後半の為替のテーマは、テーパリングと金利利上げです。
アメリカ・オセアニア・ユーロ、先にテーパリングの実施、利上げを行う国はどこなのか?非常に、注目を集める材料ですね。
そして、今日から8日にかけて、ECB特別会合を開催。ここで、ある程度の見通しが確認できる時思うので、非常に注目度が高い材料です。
それでは、特別会合の簡単な解説と、その他の材料を含め、4時間足と1時間足を使ったテクニカル分析を中心に、短期的なユーロドル相場を解説していきます。
もくじ
はじめに
このブログは、5年目のトレーダーが勝ち始めて2年しか経っていませんが、それでも年間500pipsを維持している為、ある程度、信頼性のある記事だと思っています。 かなり初心者向けに書いている短期的なトレード情報ブログを是非参考にしていただければと思っています。
ユーロドル ファンダメンルズ分析
まずは、短期的な材料を簡単に解説します。
ECB特別会合
6日〜8日まで行われるECB特別会合に注目が集まります。この会合での注目所は、
- 物価価格の安定と新たな定義
- インフレ設定の変更
- 雇用、財政政策について
正直どうなるかは、分かりませんが、どちらかと言えば、インフレ率を下方修正するという報道が流れているので、テーパリングが早い段階で実行される可能性があります。
その事を考えると、ユーロ買いの反応になるのかなぁという予想です。
FOMC議事録
現状、FRBメンバー18名中7名が早期テーパリングと利上げを望んでいます。理由としては、もちろんですが、物価価格が上がっていて、目標の2%を超えた指標もあるみたいです。
それが原因で、今回もしかするとテーパリング時期が早まるのではないかという市場の見方があります。
ですが、その見方もFRBメンバーで割れている事から、不透明感が強く、米ドル買いに動きにくい状況を作ってしまっています。
こればかりは、現状のパウエル議長の評価を待つしか無さそうです。
ユーロドル テクニカル分析
ここからは、4時間足と1時間足を使ったテクニカル分析で解説していきます。
ユーロドル 4時間足
現在4時間足はエリオット波動B波に移行中。ここからECB特別会合のポジティブな結果待ちでしょう。
ユーロドル 1時間足
現在1時間足はABC波が終了し、波動もニュートラル状態です。
ただ4時間足ではB波の動きなので、上昇するのを待っていましょう。
まとめ
テーパリング合戦となっていますが、ユーロの場合は、ECB特別会合とFOMCの行方に注目です。
また、ユーロの状況を詳しく書いた週間トレード情報も掲載しているので、そちらの方も是非参考にしてみて下さい。
では、ありがとうございました。