昨日のFOMCで、ある程度の方向性が見えて来たなぁという感じですね。
当然ほび太は、引き続き下目線で見ていますが、オーストラリア経済も堅調な以上、下目線で見つつも、利確タイミングをしっかり把握しなければならないシビアな相場ですね!
という事で、短期的な豪ドルドル相場を、4時間足と1時間足を使ったテクニカル分析を中心に解説していきます。
もくじ
はじめに
このブログは、5年目のトレーダーが勝ち始めて2年しか経っていませんが、それでも年間500pipsを維持している為、ある程度、信頼性のある記事だと思っています。 かなり初心者向けに書いている短期的なトレード情報ブログを是非参考にしていただければと思っています。
豪ドルドル 短期的な見通し
(方向)
- 4時間足では、エリオット波動1波もしくは3波と予想している為、引き続き落下目線でいます。
- ただし豪経済が堅調な為、落下目線でいながらサポートされそうな場所を、シビアに確認する必要があります。
(テーマ)
- FOMCの結果
- 豪雇用統計の改善
以上2つのテーマを簡単に解説します。
FOMCの結果
昨日のFOMCパウエル議長の発言内容です。
(現状の金融政策について)
- インフレが過剰に上昇すれば、金融政策を調整する用意がある。
- インフレ率は、FRBの考え以上に上昇維持する可能性がある。
- 鈍化する可能性がある為、様子を見る。
(テーパリングについて)
- 利上げ後も金融緩和は続く
- 目標に向けた進展状況は、程遠い
- 一段の指標を確認する為に、もう少し辛抱強くなる必要がある。
- 次回の会合から進展具合を評価する。
- 進展が継続すれば、テーパリング戦略を、今後の会合で検討する事が適切。
利上げの基準となるのは、米消費者物価指数と生産物価指数になります。来月からこちらの指標に注目。FRBも来月の指標に注目しているはずです。
次にテーパリングですが、こちらは重要な経済指標次第でしょう。
まぁ〜どちらにしても、これで利上げ観測がだいぶ高まったので、米ドル買いが優勢になってきました。
堅調な豪経済
かなり驚きましたが、これがオーストラリア経済の強みですね!
(前回) (結果)
豪雇用統計 (雇用者数) -3.06 11.5
(失業率) 5.5 5.1
ただ、豪雇用統計後のロウ総裁の発言には期待外れでしたね!笑
- 債券買い入れ終了は時期尚早。
- 2024年に利上げシナリオも有るが、利上げしない可能性もある。
- 経済は、まだ回復段階。
雇用統計もかなり良い結果だったにも関わらず、この発言で更に豪ドル売りの展開。ただ、次回のRBA理事会に注目していきましょう。
豪ドルドル テクニカル分析
ここからは、4時間足と1時間足を使ったテクニカル分析で解説します。
豪ドルドル 4時間足
4時間足は現在エリオット波動3を予想。
となると、ここからは、0.7555のサポートラインで揉み合う展開、つまりエリオット波動4波もしくは、ネックラインで少し揉み合い後、更に落下を予想していきます。
ただもう一つのシナリオとして、この揉み合いをエリオット波動2波の予想もありかなぁとみています。
まぁ〜引き続き下目線で見て、エリオット波動のカウントをしていきたいと思います。
豪ドルドル 1時間足
現在1時間足は、エリオット波動4波を予想しているので、もう少し落下するでしょう。
1時間足で、エリオット波動4波とすると、4時間足をエリオット波動4波とカウントするのは、少し無理があるかなぁと…
そうすると4時間足は、エリオット波動2波の可能性が高くなります。
まぁ〜もう少し様子見しましょう。
まとめ
米ドル買いが優勢で、豪ドルはロウ総裁の発言により失望売り。
ただ、オーストラリア経済も好調である為、ロウ総裁、また各金融機関の予想が、改めて変更される可能性があるので、引き続き報道には警戒していきましょう。
では、ありがとうございました。