今週のドル円相場は、17日に発表されるFOMCに注目が集まり、内容次第ではドル円が大きく動く事を予想しています。
ただ、現在報道されている内容に不透明な点がある事から、どちらに相場が動くかは謎です。
という事で、短期的に不透明感が漂うドル円相場を、4時間足・1時間足を使ったテクニカル分析を中心に解説していきます。
もくじ
はじめに
このブログは、5年目のトレーダーが勝ち始めて2年しか経っていませんが、それでも年間500pipsを維持している為、ある程度、信頼性のある記事だと思っています。 かなり初心者向けに書いている短期的なトレード情報ブログを是非参考にしていただければと思っています。
ドル円 短期的な見通し
(方向)
- 引き続き4時間足では上昇目線ですが、FOMCの結果次第で、上昇が止まる可能性があるので注意して下さい。
(テーマ)
- FOMCに注目
- 経済指標
以上のテーマを簡単に説明していきます。
FOMC
5月末までは量的緩和を維持する事が材料視され、米ドル売りになっていましたが、米消費者物価指数に改善が見られた事で、インフレ率が上がっています。
その事から、近い時期に米政策金利が上昇する可能性があるとして、市場は米ドル買いを示唆しています。
ですが、米雇用統計の悪化もした事もあり、実際、FOMCではどんな発言をするかは、かなり不透明です。
ただ、やはり4・5月とFRBメンバーが量的緩和を継続した方が良いと、再三に渡り発言されている事もあり、量的緩和継続のリスクは、現状折り込んでいる可能性は大きいと見ています。
そうなると、残るリスクとしては、金利の利上げ示唆での米ドル買いではないのでしょうか?
という事で、今回のFOMCは、量的緩和継続のリスクは無いと見て、注目されそうな金利利上げ時期のガイダンス、あるいはその他の発言に注目していきましょう。
経済指標
今週の重要経済指標です。
FOMCも重要になりますが、日本政策金利と日本消費者物価指数にも注目です。まぁ〜インフレ率が上がったとしても、日銀の利上げはあり得ないので、短期的な上昇になると思います。ただ、パンデミックから抜け出せた一つのきっかけになるかもしれませんね。
ドル円 テクニカル分析
ここからは、4時間足と1時間足を使ったテクニカル分析で解説していきます。
ドル円 4時間足
現在4時間足は、引き続きチャネルライン内で動いている事から上昇目線でいます。
ただ、エリオット波動でカウントすると、B波の可能性が高い事から、落下には気をつけて欲しい所。
ただ、基本は上昇気味のレンジ相場なので、あまりきにせず、シンプルにチャネルラインから外れれば、落下相場という感じで見ていけばOK!
また、このチャネルラインは、日足でいうエリオット波動5波なので、このラインから外れた場合は落下が優勢になると見ています。
ドル円 1時間足
現在1時間足は、4時間足のチャネルライン内でのレンジ相場で、若干エリオット波動2波の可能性が高い相場と見ています。
アップトレンドラインと109.9円のレジスタンスラインを繋げてみると、三角持ち合いになっている事から、三角持ち合い型のエリオット波動2波で見ています。
もちろん、この後のFOMCで、テクニカル分析理論を覆してくる可能性がある為、注意して下さい。
まとめ
先程も言いましたが、FOMCの結果次第で、相場はテクニカル分析関係なく動いてくるので、注意して下さいね。
では、ありがとうございました。